
2026年6月6日、関西学院大学にて、関学ファミリーイベント「楽しく学べて味覚をはぐくむ 親子お出汁教室」を開催いたしました。
会場には、関西学院大学のOB・OGの皆様とそのご家族が多数お集まりくださり、終始温かな雰囲気の中で食育のひとときを過ごしました。
セミナーの様子
「おいしい!」の正体を探る味くらべ

教室は、2種類の出汁を飲み比べる味くらべからスタート。「どっちがおいしい?」「なぜおいしいと思う?」という問いに対し、同じテーブルのご家族同士で言葉を交わしながら話し合っていただきました。
小山社長からの問いかけに、子供たちからは「かつお節の味が濃い」「こんぶの味がする」と、大人も驚くほど繊細で鋭い感想が次々と挙がりました。
正解は「かつおとこんぶの合わせだし」。こんぶを加えることでかつおの旨みが際立つ、その仕組みを実践を通して探求していきました。
楽しく学ぶ「出汁」の知識
続いては、かつおとこんぶに関するクイズ大会です。「こんぶはどこで暮らしている?」「かつお節は何からできている?」という問いに、なんと全員正解!
子供たちの柔軟な発想力と知識の深さに、会場は大きな笑いに包まれました。

また、ホワイトボードを使って「かつお節はかつおのどの部位から作られているか」を当てるコーナーでは、子供たちの豊かな感性が光る回答が続出。
遊び心あふれるやり取りの中で、学びを深めました。
五感で体験する「旨みの相乗効果」
世界一硬い食べ物といわれるかつお節に代わり、今回は「まぐろの荒節」の削り体験を実施しました。
初めての削り器に最初は苦戦しながらも、コツを掴むと夢中になって削る子供たちの姿が印象的でした。削りたての香りと味わいは格別で、小さくなるまで削り続けるご家庭も多く見られました。



さらに、昆布とかつお節を同時に口に含み、「旨みの相乗効果」を体験。動物性と植物性の旨みが合わさることで、旨みが何倍にも膨れ上がる神秘を体感していただきました。
後半の食材の旨み分類クイズでは、意外な伏兵食材に大人も頭を悩ませるなど、最後まで熱気あふれる時間となりました。

実践!一番出汁と「吸い地」づくり
最後は、実際に出汁を引く調理実演です。水を吸って大きく膨らんだ昆布の感触に驚きながらも、皆さま真剣な表情で一番出汁を引きました。
引き立ての出汁の香りに、会場はじっくりと味わう至福の空気に包まれました。



仕上げには、塩を加えて「吸い地」づくりに挑戦。
旨みがしっかりしていれば、塩は少量で十分であることを、塩分濃度計を用いて実感していただきました。使い勝手の良い濃度計に、親御様からも「自宅に欲しい!」といったお声を多数いただき、食生活への高い関心が伺えました。

終了時間を過ぎても、自分好みの味わいを探求されるご家族の姿が印象的でした。今回学んだ「旨み」と「塩味」のバランスが、ご家庭の食卓で皆さまの健康とおいしい笑顔をはぐくむ一助となれば幸いです。
ご参加いただきました皆様、誠にありがとうございました。
